「ホステル2(2007)」感想【ネタバレあり】

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引用元:© 2023 NETFLIX
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ナズドロビア~。

Netflixにあった「ホステル2(2007)」を見たんで感想書く。本作は名作ホステル1の普通に続きものっぽい。

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登場人物大体ヤバそう

主な登場人物は華のJD3人、あとは色々ヤバそうな連中や実際ヤバい連中。序盤からこれはヤバそうな連中だぜ、ってのがうようよ登場するんでもうこの時点で結構こわい。

かなり序盤の列車シーンで登場したあの男3人組とか超こわい。列車の個室で知らん人にドアバンバンバン! ってされるの想像したらメッチャこわい。関わり合いたくないタイプ。結局あいつらは仕込みだったのか?

ヌードモデルの美人なお姉さんとか初見時点で絶対敵側の人間じゃんってなる(実際なった)。ぱっと見主人公に一目惚れしたビアンなお姉さんって感じがしなくもないが、あまりにも露骨すぎるムーブが多すぎてもうまごうことなき敵。でも作中で多分一番美人。あとメッチャ身長高い。最初は階段での邂逅だったんで気付かなかったけど、収穫祭みたいなイベントで主人公とかと並んだらその高さが分かる。身長高い美人。

ちなみに一瞬ではあるけどそのお姉さんの裸体が拝める。瞬間パイ。えっちっち。女性の前は男性がモデルやってたんでついでにOHTINTINも拝める。やっぱ海外の人って下のお毛々処理してるんすね。ナズドロビア~(誤用)。

あとこれは登場人物ではないけど、作中登場する電子機器がipodという部分に時代を感じる。ipodて。まぁでも昔こういうの欲しくて近くにある電気屋に見に行ったりしたわね。ウォークマンかipodか悩んだ時期、ありますよね。でも高くて変えないから5000円くらいのよく分からん奴買ってからそれに音楽打ち込んで聴いてた記憶。

十数年でここまで進化したのかと近くに置いてあるスマホを見ながら思ってしまう辺り、俺も歳を取ってしまったようです。どうでもいいけどipod回収した時のもみ合ってる内にって揉み合ってる内に? ふーん、えっちじゃん。

JDのパーティー構成は母親の遺産が転がりこんで金持ちになった女性(JD1)、何か遊んでそうなギャル(JD2)、精神不安定な女性の3人(JD3)。金持ちの女性を介してコミュニティが形成されている模様。友人の友人と上手く馴染めるかはコミュ力が試される。正直JD3は見ててムカつくタイプの女性なのでヤられてスッキリしました。別に本人が圧倒的悪ってタイプの人間ではないけど、性格的に脳内お花畑感満載で見ててイライラすんだよねぇ! スッキリ!

また今作はオークションで落札して残虐非道な行為をする側の人間にもちょっとフォーカス当たってるので、その辺の描写もなんかある。ヤられる側とヤる側、どっちにも家族とかがいるんだと表現するフェアプレー精神、嫌いじゃない。しかしクズ。数万ドルでヒトコロ出来るって結構安くないか?

メインの悪役は何か同級生感ある二人の男性。主人公がターゲット。多分落としたのは筋骨隆々の男でもう一人は誘われた的なアレ。そんな誘いに乗るんじゃないよ。主人公が誘われた男の奥さんに似てるとか何とかって情報も。あんな美人が奥さんとか勝ち組じゃんね。

話の流れはホステル1と似た感じ、でもスプラッタな描写は2の方が上かも(ホステル1の描写覚えてないです)

基本的な話の流れみたいなんはホステル1と似たような感じ。

①主人公サイドのJD3人がどっかしらに旅行へ行く
②移動中の列車内で色々なハプニングに見舞われたため、なんやかんやヌードモデルだった女性の口車に乗って目的地を変更
③そこで繰り広げられる残酷な殺戮パーティーひゃっほう

みたいな感じの流れで物語が進む。惨劇の始まりだオラァ! ホステル1の描写覚えてないけどホステル2の方がよりスプラッターでグロテスクな気がする。ホステル1の描写覚えてないけど。

特にOHTINTINの切断シーンなんてもうヤバい。OHTINTINが生えてる身としては股間を抑えてしまうえぐさ。やめてください! 実際OHTINTINが切断されたらどんくらい痛いんすかね。OTAMA蹴られたりしただけであの痛みなんだからきっと想像を絶する痛みでしょう。痛い。

あとは肌を刃物でひっかく時の音も中々に嫌な音で思わずイヤホンの上から耳を抑えてしまった程。その行為に何の意味があんねん。その後のザシュザシュするシーンは結構スプラッターで正直ちょっと引いた。ちなみに女性が女性を切り刻むシーンで両方ともMAPPAなんでパイが4つも見れる。やったね!

各キャラにフォーカス当たってる分、ホステル1のような誰が誰に何されるんです? みたいなドキドキ感が薄いかもしらん

ホステル1の内容は正直あんま覚えてないけど、見てた当時はこっから先……どうなるんだいっ! って結構ドキワクしながら見た記憶がある。友人の一人が消えたシーンとか興奮したよね。あの時点だとワンチャン消えた友人もグルかもって可能性あるし。ま結局普通にダメだったパターンでしたが。

ただ今回のホステル2はそのドキドキ感ワクワク感、その辺ちょっと薄いかなって印象ある。ホステル1の続きである以上しょうがないと言えばしょうがない。けどこのしょうがなさは続編ってだけの問題ではなく、味方も敵もと色々フォーカス当てすぎたのが少なからず原因じゃないかなとも思う。

ホステル2は敵にもフォーカス当たってる分、こいつが今回の相手なんだなってのが結構序盤から分かってしまう作りになってる。言ってしまえばネタバレ食らってるみたいな感覚。ホステル1の一体誰が敵なんだ!? っていう不気味さ、ああいうのがホステル2にはない。スプラッターではあるけどホラーではないって感じ、伝われ。どのタイミングでこうなるなって容易に想像がつく作品はホラーじゃないんじゃい個人的には。

JD1とJD2は巻き込まれてしまった感あるけど脳内お花畑な女性のローナ(JD3)だけはもうしゃーないよアレは

ベス(JD1)の忠告を無視してややダンデーで恰幅の良い男性にホイホイついていった挙げ句、ボートで移動した人気のない湖近くでボコられ連れさられ吊るされたローナ(JD3)。残当。あんな見え見えの罠に引っかかる奴があるか!

JD3もまごうことなき被害者である事に違いはないけど、他2人と比べたら許せねぇ感がすっごい薄い。巻き込まれたには巻き込まれたけど最後は自分で突っ込んだみたいな感覚。主人公が忠告したにも関わらずこの体たらく。危機感が不足してんぞ。

メイン登場人物の都合上、女性がスプラッターな意味でひどい目に遭う展開が多いので注意(最後の方は男もひどい目に遭うよ)

ホステル2のメイン登場人物はJD3人という事もあり、この辺の人らがメインで物理的残虐非道なひどい目に遭う内容となっている。そのためそういうのが苦手な人は注意が必要かもしれない。鎮まれ……俺の中のそういう感情……!

具体的には吊るされた状態で刃物ザシュザシュされたり電動ピザカッターみたいな奴(アレの名前何?)で顔を切断されたりとかそんな感じ。ちなただただスプラッターなだけなのでそこは安心してください。

ちな男もひどい目に遭うのでそこもご安心。男女平等の精神。足の筋肉削がれるシーンなんかもう見てて辛くなっちゃう。あの人もただ下半身がゆるゆるだっただけでガチの被害者っぽいのがなおさらくる。鎮まれ……。犬にパクリんちょされたあの男はもうしゃーない。

JD1をヤろうとしてたあの男は多分職場と自宅で居場所がないタイプの人間だよ

JD1をヤろうとするも最初日和って逃し、その後は何か俺はやれるやれるんだと自分を鼓舞しながらJD1に迫っていったあの男。あの反応とか変わり様を見るに絶対職場とか自宅で居場所がないタイプの人間だよ。俺には分かる。奥さんどころか彼女すらいないけど俺には分かる。

多分自宅では奥さんに冷たくされてるとかそんな感じでストレスが徐々に蓄積されているけど、流石に奥さんに手を出すともろちん犯罪者になってまうんで手を出せない。そんな時に友人(故人)からお前の奥さんに似たJDヤれるけどヤる? ってある種棚ぼた的な話が舞い込んでテンションが上がるも、基本は金玉小さい男なんで直前までこんなんやっていいんかってなってるしいざヤるって場面でも日和るような肝の小さい男。でもJD1のとある発言からブチギレてじゃあヤッてやるぜよォ! ってなったみたいな何かそんなアレ。書いててよく分かんなくなっちゃた。

面白いは面白いかもだけどスプラッターなんで見る人は選ぶ作品です

ホステル2の総評としては、面白いは面白いけどスプラッターだしあんま人には勧められないかなって感じの作品。ただものすごく面白いってわけでもなく。5段階評価で3.4とかそんな感じのタイプ。

やっぱ先が読める展開、誰が敵でこれからどうなるって分かっちゃてるんが個人的にはちょっと難ありって印象。ホラーのドキドキ感ワクワク感がすっごい希薄。でも最後の方にあるペニ切スプラッターはすごい良かったと思う。思わず自分のOHTHINTHIN抑えちゃったよね。ワンちゃんはそんなばっちぃのペッしなさいペッ!

ホラーとしては全然こわさの欠片もない作品ではあるけど、スプラッターとしては中々良かったんじゃないでしょうか。ペニ切とかペニ切とかペニ切とか。その痛みを味わったことはないけど直に痛さが伝わってくる描写はくる。

とまぁそんな感じで。ナズドロビア~(締めの挨拶)。

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