「FIND(2019)」感想【ネタバレあり】

映画
引用:©2019映画「FIND」製作委員会
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ナズドロビア~。

U-NEXTにあった「FIND(2019)」を見たんで感想書く。登場人物の大半がアイドルだとか何とか。俺は最近のアイドルさっぱりなんで誰が出てるから~とかそういうんはないです。

引用:©2019映画「FIND」製作委員会

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簡単なあらすじとか

警察や興信所でも見つけられないような人物を頼めば探し出してころころしてくれる謎の復讐サイト「FIND」経由でどこかしらの教会に閉じ込められた8人の女性が、ズタ袋を被った推定男に追いかけ回されて次々と襲われていくって感じな流れで物語は進んでいく。一方的なデスゲーム。

謎の復讐サイトFINDは「ちょっとぶつかった」とか「足を踏まれた」とか、そういうアホみたいに些細な理由だとしても目的の人物を見つけ出してくれる優れもので、登場人物達が何故集められたのかは一部人物以外最後まで結局分からず仕舞い。

「この人は恨み買ってそうだな~」と思ってしまうようなちょっとアレな性格の人物が数名いるため、本当に上であげたような滅茶苦茶些細な理由で集められてそうなのが怖ろしいところである。ちなみに犠牲者は以下の8人(自己紹介順)で全員ツラのいい女性。下の記号等に他意はないです。

●純子 :看護師(たべもの)
○美嘉 :教師()
●レイ :運送(はさみ)
●愛  :PC関連の何か(はもの)
○まり子:大学生(熊のぬい所持)
●茜  :不明(ボコボコ)
●鈴音 :不明(博識風)
●ユキナ:不明(スパッ)

視聴した感想

中盤ちょっとダレるけど全体的に結構テンポがいい

本作は何と言っても全体的にテンポがいい。基本的にはズタ袋を被った人物が襲いかかってくるから逃げるといった割りかしオーソドックな流れで物語が進んでいくのだが、ズタ袋マンが結構な頻度で襲いかかってくるんで常に緊迫感を保ったまま物語が進行する。正確な数は分からないが最低でも2人か3人か、それくらいの数のズタ袋マンが存在するっぽい。じゃないとあの登場頻度はおかしい。

中盤挟まれる食事をするくだり付近なんかはややダレてる感じがしないでもないが、そこ以外は誰かしら襲われたり誰かしら本性を現したりしてるんで、最後まで割りかし飽きずに見る事が出来た。

世の中コミュニケーション大事なんだよってのが分かる

本作には8人いた女性の中の一人が「世の中コミュニケーション大事なんやぞ」って事を身を挺して伝えてくれるシーンがある。彼女がもう少し友好的な態度を取っていればまた変わった未来があったかもしれないってくらいにはちょっと何ともなムーブをしていた。

問題の人物は序盤から中々に素行が悪いというか協調性がないというか、他の人物に対して結構非協力的な態度を取る等、度々他人物からの好感度を下げる行動を取っていた。正当防衛のくだりはまぁまぁって感じだけど食事で金銭等要求するくだりはいくらなんでも彼女だけ性格悪く表現され過ぎじゃないかね。結果論だけどあのメンツだったら普通に余ってる武器プリーズで通りそうな気もする。

一応彼女の育ってきた環境に何か並々ならぬ問題があったとも取れる言動を序盤辺りでしてはいたのだが、それにしてももっと友好的な態度で周りに接していれば良かったんじゃないかとは思わざるを得ない。やっぱ世の中コミュニケーションなんだよね。

最後のバトルシーンは割りかし必見

8人の内半分以上が犠牲になった状態で始まる最後のバトルシーン、ラストバトルはちょっとツッコみたい部分もあるにはあったが、何だかんだそう来るか~って感じで結構楽しめた。特に反撃するためとある武器を手にした相手の表情が「ぶっころころしてやる……」って覚悟が決まった感じして良かった。

ツラのいい女性たちが恐怖で逃げ惑ったり争ったりするシーンが堪能出来るんしテンポもまま良しでいいんじゃないかな

俺は本作に登場する女性を誰一人として知らなかったけど、軽く調べてみたら大体何らかのアイドルグループ的なのに属している人らで顔面偏差値高めなんで、視覚的にはいい感じだったと思う。演技力とかも表情だったり動きだったり、そういった点ではお世辞にもいいとは言えないけど、セリフに関しては棒読みだとかそういうのは一部を除いてあまり気にならなかった。いいとは言ってない。職業教師の人は結構良かったんじゃなかろうか。特に最後の脇が良かったよ。

あとテンポなんかも全体的に見たら割りかし良かったと思ってるんで、トータルで考えたら映画として結構楽しみながら見ることが出来た。基本こういった映画なんかはPC+イヤホンで見るんだけど、邦画のホラーとかスリラー作品で割りかしありがちなクソ小さい声&クソでかいBGMとかSEみたいなのは特になかった気がするんで、その辺のバランスも多分良かったんじゃなかろうか。

といったところで「FIND(2019)」の感想はこれで終わり。警察とかでも見つけられないような人を些細な情報からでも見つけ出すって、結構ぶっ飛んだ設定が絶妙に生かされてなかったのはやや残念でした。

ナズドロビア~(締めの挨拶)。

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